どろろ 第8話 「さるの巻」 感想
花嫁・生贄・大百足
小さな体で、ひるむことなく鬼神に立ち向かうどろろの魅力いっぱいの回。
「初めてだ・・・名前呼ばれたの・・・あにき! 待ってくれよ! おいらの名前、いい名前だろ!」
(名前を呼ばれただけでこんなに喜んでくれるなんて( ;∀;))
今週の鬼神:残され雲(のこされぐも)
村に巣くう大百足。生贄を求め、人間を食べて成長・脱皮し、大きく、強くなる妖怪。
体から雲を出し、百鬼丸を苦戦させるも、どろろの機転と百鬼丸とのコンビネーションにより退治された。ところでお梅さん生きてると思わなかったよ!w 丸のみにされてて助かったのねw
今週の百鬼丸
取り戻した肉体:鼻
Aパートでは百足の雲のせいで視界が利かず、戦えない状態になってしまい、花嫁を連れさられてしまう。戦うことしか能のない男は、戦えないととたんに使えない男にw
鬼神相手になすすべもなくやられっぱなしの後、一人岩陰で石を投げてるシーン笑えたw
でも実は、これっていじけてるんじゃなくって、岩に当たった石の音を聞いていたっぽい。見た目いじけてるようにしか見えないけどw
Bパートでは音を頼りに敵の目星をつけたり、声を張り上げてどろろを呼ぶ百鬼丸。おいおい、ちゃんとどろろの名前を呼ぼうぜ! とか思ってたら、最後の最後で「どろろ」呼び! 百鬼丸が何考えてるかは相変わらずわかりにくいけど、これにはどろろもニッコリするしかないよね。
これまでの回収部位まとめ
第1話→皮膚
第2話→神経
第3話→右足
第4話→聴覚
第5話→声帯・右足(奪われる)
第6話→右足(再奪取)
第7話→無し
第8話→鼻
合計6か所
どろろの獅子奮迅
今回の主役。百鬼丸のフォローをしつつ、恐れることなく大百足相手に立ち向かうどろろの奮闘がとてつもない。その蛮勇に近い勇気は、もはやただの子供とは思えないほど。そんな強い子だけど、夜中にこっそり思い出し泣きしちゃう所もあって、そこがまたどろろの魅力なんですよね。前回今回とたくさんしゃべって素晴らしい演技を見せているCV:鈴木梨央ちゃんですが、ほとんどしゃべらない百鬼丸役の鈴木拡樹さんとギャラがどのくらい違うのか気になるこの頃です。
さるとお梅
人間は嫌いと言いつつ、山で一人暮らしをする野生児のさる。ただし、きれいで優しいお姉さんは好き。どろろとは意気投合していいコンビに。
お梅さんを助けた後は、さると一緒に村で暮らすことに。
まとめ
やっと、「どろろ」って呼んでくれた。
ゆっくりと、でも確実に変わっていく百鬼丸。歩みは遅いけれど、それは年月をかけて赤ん坊が言葉を学んでいくようなものなので仕方がない。
あと、戦闘時のサントラ、迫力があってあらためて良いなって思いました。発売はまだですかねー?
モブさん以外死んでない割と平和な回でしたが、これは嵐の前の静けさ。いよいよ次回はどろろの過去編。来週は正座待機したいと思います。
これまでの感想↓
次回 第九話 「無残帳の巻」