箪笥のこやし

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どろろ 第12話 「ばんもんの巻・下」 感想

  「あにき、あにきにはおいらがついてるからな!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

せっかく出会えた母親からは見放され、父と弟からは死を願われる百鬼丸

孤独な四面楚歌の中、どろろの慰めの言葉は、シンプルだけれどホントに心があったまったよ( ;∀;)

 

 

醍醐景光鬼畜

「なぜ生きている・・・この生まれぞこないの鬼子めが!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

ひっどいこと言うなぁ( ;∀;)

こんなこと面と向かって親に言われたら、引きこもって一生部屋から出てこないですよ-(´・ω・`)

言葉に力があるならば人が殺せるレベル。

そして、ばんもんでの2回目の百鬼丸との対峙で、多宝丸と奥方が鬼神との約定をくわしく説明しちゃってるけど、聞いた部下にドン引きされてないか心配なんですがw

 

多宝丸の選択

「父上! あれは私の兄上・・!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

知ってた。知ってたよ・・・。

国や民の命と秤にかけたら、こうなるって事は・・・( ;∀;)

父親の言う「何の痛みも背負わず、ただ己の善良さの為に、民を再び地獄へ突き落すか」が詭弁だと、聡明な彼は気が付いていたはず。

出来たら父親の言うことなんか聞かずに、兄弟仲良く、鬼神の力に頼らずに国を立て直して欲しかった。

ただ、ばんもんではあえて自ら汚れ役となり、百鬼丸を兄呼びしつつ、口上を述べて戦いを挑んだのは真面目な多宝丸らしいな、とも思った。

その結果、百鬼丸に片目を奪われる事に( ;∀;)

多宝丸が死ななくてよかった。ただ、今後この出来事が彼を変えてしまわなければいいんですが・・・。

 

太陽の如く

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

朝倉の牢獄から自力で脱出し、ばんもんで磔にされる助六を助けるどろろ

どろろは、自分の置かれた環境を嘆かない。常に「今の自分に何が出来るか」を考え、決してあきらめない。そして、その言葉は太陽の如く、周囲の人間の心に灯りをともし、前向きな方向へと変えていく。

縫の方が、長年の祈りの末に疲弊・自己完結し、「自分はもはや百鬼丸に対して出来ることはない」とあきらめ自害を試みる場面とは際立って対照的でした。

百鬼丸は、どろろがそばにいることでとても救われていますね、きっと・・・。

 

百鬼丸の微笑み

「おれの・・・おっかちゃん・・・」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

どろろに、出会った縫の方は、きっと百鬼丸のおっかちゃんだ、と言われて見せた微笑み。これ、ホントに嬉しかったんだろうなぁと思いつつ、その後のばんもんでの展開が痛い( ;∀;)

今回は戻ってきた肉体もなかったし、踏んだり蹴ったり( ;∀;)

 

12体目の鬼神

鬼神仲間の万代さんが2話で言いかけてた百鬼丸から肉体を奪えなかった鬼神」ですね。なんだか強そう。

このまま地獄堂に封印されたまま・・・ってことにならないでしょうけど、復活のきっかけが多宝丸とかになりませんよね・・ありえそうで怖いんですが(´・ω・`)

 

まとめ

 

二話構成でしたが、提示された謎や醍醐一家・百鬼丸の今後なども、すべてが後に続いていく回でした。あるいは、醍醐一家と百鬼丸との確執のスタートラインか。

自身について、色々百鬼丸が知ることが出来たのは、1クールの終わりとして、すっきりしてよかったかな。

  

 第四弾PV! 新OPとEDも良さげ!

 

原作の見知った顔がいっぱいいる! わくわくしますね!

設定は色々と変わってそうだけど、ちゃーんと鮫回もやってくれそうでうれしいなぁ~好きなんですよ。 ちなみに来週は放送お休みです。

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