箪笥のこやし

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どろろ 第18話 「無常岬の巻」感想 そして、2人の旅は続いていく。

【あらすじ】

サメの鬼神が咆哮を上げ、身動きの取れないどろろに襲いかかる。その頃、岬には多宝丸の率いる軍勢が迫っていて…。

 

「ならもっと早く来てくれよ、おいら一人ですっごく大変だったんだからな!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

強がって泣きながら百鬼丸に抱きつくこのどろろの可愛さよ・・・!

 

 

今週の百鬼丸

 

「むかえに来た」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

鬼神と化した二郎丸に襲われたどろろを救ったのは、百鬼丸だった。

 

やはり前回思うところがあったのか、百鬼丸どろろになんだかやさしくなっている・・・!

百鬼丸のこの言葉、どろろはとても嬉しかったでしょうね・・・。

百鬼丸どろろに何かを伝えたいけれど、うまい言葉が出てこなかったのかもしれません。このスキンシップは、言葉をよく知らない百鬼丸にとっての愛情表現なんでしょう。
原作みたいに、百鬼丸は「さびしかった」とは言わないけれど、どろろに会えて嬉しいっていうのは伝わるよ。
そもそも、「さびしい」なんて言葉は知らなそうだし。(どろろはきっと、百鬼丸の前では言わない)
そして、百鬼丸が欲しがってた義足は、今回足が戻ってきたから必要なかったという結果にw

 

さくっと倒される二郎丸

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

うん、海では無敵な鮫でも、陸上で戦えばやっぱりそうなるよね!
とりあえず、あんまりB級鮫映画っぽくならなくて、ちょっとほっとしてるw

 

 

多宝丸の軍と遭遇するイタチ達

イタチ達の宝探しもいよいよ大詰めに差し掛かった時、百鬼丸を探す多宝丸の軍が岬に上陸する。

多宝丸は、百鬼丸とイタチ達盗賊をもろともに討伐せんと軍を進めるのだった。

 

再び、百鬼丸と多宝丸

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

兵庫、陸奥と共に百鬼丸と戦う多宝丸。ちょっと卑怯。

その剣に迷いは無い。

百鬼丸は多宝丸達に問い掛ける。

なぜ、自分は死ななければならないのかと。

陸奥は答える。

百鬼丸が生きているだけで醍醐の国が厄災に見舞われるのだと。

だから、醍醐の敵なのだと。

陸奥百鬼丸に手傷を負わせるも、彼らをしらぬいの爆薬が襲う。

 

しらぬいの最後

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

島にいる人間達を、爆薬を使い自らの冥土の道ずれにするしらぬい。

とことん破滅型の人間だなぁ・・・。

妖であれなんであれ、二郎丸と三郎丸は、彼の人生のすべてだった。それは歪な依存と共生。

そして、そのすべてを失ったしらぬいには、人間への憎しみと、兄弟のいる死の世界への憧憬しか残らなかった。

もはやこの世界に何の未練も無い彼にとって、この結末はむしろ救いなのかもしれません。

百鬼丸も、どろろに対して依存が過ぎればこんな風になる可能性もありますよね~。

原作の、どろろと百鬼丸がしらぬいと鮫を一緒に海に流して補陀落渡海ぽく弔うのが好きでしたが、個人的にはこの初映像化にはまぁ満足かなぁ。

なんでブログ主がこんなにしらぬいが好きなのかといいますと、小学校の時に図書館にあった椋鳩十先生の動物文学とシートン動物記が(以下略)

 

つわものどもが、夢のあと

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

爆発からどろろをかばい、致命傷を負ったイタチ。

念願の金を目の前にして、イタチの夢は叶わず終わる。

悲しいなぁ・・・。

前回の件は個人的にはやっぱり許せないけど、人間味があって憎めない人間でしたね、イタチ。

イタチもこんな世の中でなければ・・・。

どろろはそんなイタチを、やさしくいたむのだった。

ホントどろろは器でかい。

そして、この金隠さなくていいの? ってみんな思ったよね、このシーンw

 

 

どろろと百鬼丸の旅は続く

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

百鬼丸は、どろろに手をさしのべる。
目を離して、今度はどろろを置いていかないように。

どろろと一緒に歩けるように。

 

今回、多宝丸は多数の兵士を失い、兵庫も負傷、百鬼丸は倒せずといいところ無しでした。民を守るためとか言っててこのざまだよ! 兵の家族から苦情が来そう。

これ、醍醐パパにかなり怒られそうな大損害だと思うんですが、どうなんですかね?

一方、兵庫の負傷で、陸奥もなにか思うところがありそうな・・・。

一瞬兵庫死んだ!? って思ったしw

 

今週の鬼神:二郎丸

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

最初から鬼神だったのか謎な二郎丸。

ちなみにゲーム「大神」にでてくるオマージュ妖怪はこんなのです。

名前は一郎丸w ちなみに二郎丸と三郎丸もちゃんといますw

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まとめ

本当に、金があった! びっくりするほどの大金でしたね。

そして火袋さん、わざわざ罠を仕掛けるとか、用意周到すぎるw

そんな周到な火袋さんが、なんでイタチの裏切りに気づけなかったのか疑問がw

 

そして寿海パパとの再会を経て、今までなおざりにしてきたどろろに対する百鬼丸の態度が大きく変化しましたね。

どろろと百鬼丸の絆が深まる中、逆に国を守ろうという思いが強すぎて、からまわってる感じがする多宝丸の今後が心配になる回でもありました。

 

もうさ、お金は鬼神を全部倒した後に、醍醐の国を立て直すのに使うといいんじゃないかな。それでもろもろ解決するしw

・・・って、次回なんかギャグ回?w

 

 

 

 

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大神絵草子 絆 -大神設定画集-

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