どろろ 第3話 「寿海の巻」 感想
「寿海の巻」だから、きっと過去の寿海先生と百鬼丸のハートウォーミングストーリーになるんだろうな、楽しみだなぁ、と期待して観てたら、アバン冒頭から人体切断残酷場面をぶち込んできてこちとらドン引きだよ! こういう構成嫌いじゃないけど!w
第3話は寿海先生の過去とその贖罪、そして百鬼丸との出会いから別れまでを描いています。幸せな多宝丸と百鬼丸との対比がきいてます。
前回の続きは最後にちょっとだけ。百鬼丸の痛覚が戻っていました。子供みたいにわざとたき火に足を突っ込んでみて、その熱さにびっくりしてる百鬼丸を気遣うどろろにほっこり。第1話から思ってたけど、どろろの動作が細かくっていちいちかわいい。そして抜けがなければ今回までに百鬼丸が取り戻した肉体は3か所と判明。
右足・顔・神経、残りは9か所で左足・右手・左手・右耳・左耳・鼻・右目・左目・声帯って感じでしょうかね? 出来れば次回当たり聴覚が戻ってきてほすぃ・・・そろそろどろろとコミュニケーションを・・・
あと、この百鬼丸と寿海先生の別れのシーン、じんわり来ましたね( ;∀;)
百鬼丸はしゃべれないから、何を伝えたいかは分からない。だけど、このじっくり数秒かけて寿海の顔に触れるカットで、百鬼丸が彼に対して感謝なのかお別れの挨拶なのか、なんらかの気持ち、思いがあるのが伝わるんですよ。こんなん泣くよね、寿海パパ( ;∀;)
1~3話観てきてですが、あまり魔神退治には重きを置かずに、百鬼丸の変化や、それにともなう周囲の人間とのコミュニケーションをドラマチックに描いていく方針なのかなと。おそらく2クールはあるはずなので、このまま丁寧にやってもらえると嬉しい。
これまでの感想↓