どろろ 第4話「妖刀の巻」 感想
5年ぶりに帰ってきた兄は、殺人鬼になっていたの巻。
琵琶丸さんどこいった?
そして妖刀の名前、出さないだろうなーって思ってたら出てきたw
シリアスな場面で似蛭言われると、ふふってなるw
今回も安定した面白さ!
待ってましたよー。
どろろの百鬼丸の認識って、「自分が一緒にいてやらないとひとりじゃ危なっかしいヤツ」とかでしたよね、きっと。今回の事件をきっかけに、わりと頼りにしている、信頼しているのが感じられて良かったです。
百鬼丸もどろろを庇護対象としてみているようで、倒れ掛かってくるのをそっと受け止めたり、やさしく横たえるシーンに兄貴みを感じました。好きです、ここのカット。
今回取り戻したのは両耳(聴覚)でした。
しかし、生まれてはじめて聞く声が、兄の死を悲しむ女性の泣き声とは・・・(*_*;)
これで顔・神経・右足・両耳、残りは8つ、前回の予想を裏切って、目と耳はセットっぽいので残りはどの部位なんでしょうねー?
⑤右手⑥左手⑦左足⑧両目⑨声帯⑩鼻⑪味覚?⑫???
きっと次回戻ってくるのは声帯に違いない(希望)
ラストで欠損部分が戻ってくるのは次回の引きとしてホントうまいですね。1話完結の物語だと、なかなか毎回引きは作りにくいので。手塚先生の魅力的なキャラクターと設定をうまく生かしたストーリー構成が素晴らしい。
さて、いよいよ次回から前半の山場になるであろうはじめての2話構成。(中編はないよね?)聴覚を取り戻したことにより、かかわりあう人間が増え、さらに百鬼丸の世界も広がっていくでしょう。どろろや他の人間たちとどんな関わり合いをし、どんな感情を持って世界を見、選択をしていくのか、見守りたいと思います。
これまでの感想↓
次回 第五話「守り子唄の巻・上」
どろろ 百鬼丸 スケールフィギュア化決定 F:NEX(フェネクス)
フェネクスさんなら間違いないクォリティの品になるはず・・!
楽しみだけれど、問題は、お値段ですね(`・ω・´)
購入&レビュー予定。
フェネクスさんのサイトです ↓
✨MAPPA制作作品キャラクター立体化プロジェクト始動✨#ゾンビランドサガ より源さくら、水野愛、紺野純子のスケールフィギュア化が決定🧟♀️
— MAPPA (@MAPPA_Info) 2019年1月25日
ロメロのぬいぐるみの完全受注生産開始🐶#どろろ より百鬼丸スケールフィギュア化決定😈https://t.co/RiO1VE2rkI pic.twitter.com/2z1WRYywDz
それは、鬼か人か… TVアニメ『どろろ』より「百鬼丸」がfigma化決定!今後の新情報を随時お待ちください! #どろろ #figma #wf2019whttps://t.co/g2j0LGzRph pic.twitter.com/sOgUqUhH4U
— マックスファクトリー公式 (@MXF_official) 2019年2月10日
どろろ 第3話 「寿海の巻」 感想
「寿海の巻」だから、きっと過去の寿海先生と百鬼丸のハートウォーミングストーリーになるんだろうな、楽しみだなぁ、と期待して観てたら、アバン冒頭から人体切断残酷場面をぶち込んできてこちとらドン引きだよ! こういう構成嫌いじゃないけど!w
第3話は寿海先生の過去とその贖罪、そして百鬼丸との出会いから別れまでを描いています。幸せな多宝丸と百鬼丸との対比がきいてます。
前回の続きは最後にちょっとだけ。百鬼丸の痛覚が戻っていました。子供みたいにわざとたき火に足を突っ込んでみて、その熱さにびっくりしてる百鬼丸を気遣うどろろにほっこり。第1話から思ってたけど、どろろの動作が細かくっていちいちかわいい。そして抜けがなければ今回までに百鬼丸が取り戻した肉体は3か所と判明。
右足・顔・神経、残りは9か所で左足・右手・左手・右耳・左耳・鼻・右目・左目・声帯って感じでしょうかね? 出来れば次回当たり聴覚が戻ってきてほすぃ・・・そろそろどろろとコミュニケーションを・・・
あと、この百鬼丸と寿海先生の別れのシーン、じんわり来ましたね( ;∀;)
百鬼丸はしゃべれないから、何を伝えたいかは分からない。だけど、このじっくり数秒かけて寿海の顔に触れるカットで、百鬼丸が彼に対して感謝なのかお別れの挨拶なのか、なんらかの気持ち、思いがあるのが伝わるんですよ。こんなん泣くよね、寿海パパ( ;∀;)
1~3話観てきてですが、あまり魔神退治には重きを置かずに、百鬼丸の変化や、それにともなう周囲の人間とのコミュニケーションをドラマチックに描いていく方針なのかなと。おそらく2クールはあるはずなので、このまま丁寧にやってもらえると嬉しい。
これまでの感想↓
新アニメ「どろろ」が面白い
今月から放送されている「どろろ」の新アニメですが、ホント面白い。
まさに換骨奪胎で、原作の残酷ではあるがどこか寓話的にならざるを得ないストーリーを、メタ・ギャグ要素を排しアニメ的リアルに落とし込んで、シリアスでよりダークなすばらしい作品に仕上がっていると思います。大好きです。
原作では、百鬼丸は見えず、聞こえず、しゃべれないわけですが、その状態を周囲の人間がまったく気が付かないわけですよね。これ、超能力・腹話術・スーパードクター寿海の精巧な手足顔設定があるにしても、「普通、気がつくよなぁ」と子供心にも疑問だったんです。
で、新アニメ版ですが、その百鬼丸のざっくり設定が、キャラクターデザインを含め、リアルよりに変更されています。
その設定変更部分を、1話でどろろに百鬼丸の状態を観察・描写させることにより、百鬼丸の顔や手足が精巧に出来た作り物であり、彼が見えず、聞こえず、しゃべれないことを分かりやすく描くことに成功しています。さらに2話では、しゃべらない百鬼丸にかわりナレーターの解説も加わり、原作既読者にも変更点を把握するのに優しいつくりになっています。
百鬼丸の腕の刀内蔵ギミックも、細かく説得力のある演出がされていて感心しました。(原作では漫画的マジックで腕曲がってるけどw)この百鬼丸の肉体や視聴覚について、今回の製作者さんは納得できる設定をがんばって考えたんだろうなーというのがうかがえます。
一話目のここ✧(°×°) 好き#どろろ pic.twitter.com/6b6RXHgWk8
— 浅田弘幸 (@asadercover) 2019年1月18日
あと、どろろの声優さんがいい。かわいくて負けん気が強くて生意気などろろにすごくあってます。今のところ、まったくしゃべらない百鬼丸の声やイマイチよくわからない性格もどんな感じか気になりますね。これは肉体を取り戻していくにつれ、徐々にわかっていく楽しみがあって、いい構成だと思います。ハロルド作石先生の「ゴリラーマン」みたいに最終回までしゃべらなかったらこまるけど(それはない)。
というわけで、まだ2話時点ですが、とにかく毎週の放送が待ち遠しいです。
手塚先生の作品は数えきれないほど映像化されてきたけれど、近年はヒットに恵まれないイメージがあります。
私が大好きなメトロポリスも、公開時は映画館ガラガラでした。1人で観に行って、レイ・チャールズの「I Can't Stop Loving You」が流れるシーンからエンディングまでボロボロ泣きましたよ。
今回の新アニメ「どろろ」がヒットして、そこからもっと手塚作品のファンが増えるといいな・・・そして出来たらいつか「バンパイヤ」もアニメ化してほしい。MAPPAさんお願いします。
PS:2話前半の解説部分で、ナレーションで百鬼丸の名前を言っちゃってたのがちょっと気になったw 1話を見た人ならきっと分かってるよね!ってことかな? 原作を知らない新規視聴者さんは、分かったんでしょうか?w
お、やっとノンクレジットオープニングとエンディングがYouTubeに上がってきた。
おせーよホセ!
原作リスペクトのこのopもいいですよね・・・お陰で毎回スキップ出来ない。
これまでの感想↓