どろろ 第19話 「天邪鬼の巻」 感想 言葉は、大切。
どろろと百鬼丸は折れた刀を直すため、宗綱(CV:山路和弘)という刀鍛冶が住む村を訪れる。宗綱の家に向かうと、娘のおこわ(CV:宮本侑芽)の出迎えを受けるのであった。
「ばっか! ただの旅じゃねぇんだ! あにきと旅出来るのなんて、おいらくらいなの!」
嫉妬かな?(´・ω・`)
- アバンタイトル
- 訪れた村で刀鍛冶の宗綱を探す二人
- 刀供養の為、寺へ
- おかしな百鬼丸
- とんとん拍子に進む婚姻話
- 祝言の準備
- 鍛冶場にて
- 寺で天邪鬼と対決
- ひょうたんから駒
- 刀を手に入れ、出発する二人
- 今週の妖怪:天邪鬼(あまのじゃく)
- まとめ
アバンタイトル
前回破損した百鬼丸の両腕の刀を直す為、行く先々の村で刀鍛冶を探し歩く2人。
しかし、目指す刀鍛冶はなかなか見つからず、どろろはお疲れモードに。
そして百鬼丸の様子がちょっとおかしい。
このおでこすりすりは何にでもやるんかいw
愛情表現じゃあなかったのかw 前回までの感動的なシーンが台無しだよ!w
訪れた村で刀鍛冶の宗綱を探す二人
村で出会った男は、宗綱を知っていた。だが、「腕は悪い」という。さらにその娘のおこわは「性格も器量も悪い」と・・・。
いやいやいや、この人、 人の悪口をさわやかに言いすぎだろ!?
はい、この言動、天邪鬼が原因ですね。もう分かりました。
そしてどろろ、うしろうしろ―! 百鬼丸、このにーちゃんにもスリスリしようとしてる!? やっぱりおかしいよ(^ω^)
宗綱宅を訪ねると、家から出てきたのは噂の娘おこわ(CV:宮本侑芽)だった。
村の人間が父親の鍛冶の腕を悪く言うことに憤慨している様子。
だいたい腕が悪いのに頼みに来るって、村人は何を考えているんでしょう?
2人は宗綱に刀鍛冶をお願いすることに。
百鬼丸のこの行動、誰にでも、何にでもやる様子。いったいどういうつもりなのかw あいさつかな?
刀供養の為、寺へ
どろろ達は刀を供養するため、宗綱親子と共に毘沙門天を祀る寺へ向かう。
そこで祭壇に刀を置けと言われた百鬼丸だが、なぜかどろろを置いてしまう。
おかしい。
おかしな百鬼丸
刀の修復が終わるまで、村に逗留することになったどろろと百鬼丸。
だが、どろろとの会話の中で、百鬼丸は刀をいらないと言い出すのだった。
そこに二人に食事を持っておこわがやってくる。
「百さま」って(´・ω・`)
そして百鬼丸は、おこわと一緒にいる、もう旅はしない、体は取り戻さなくてもいい、どろろと一緒じゃなくていいと言い出す!
それを聞いたどろろは百鬼丸を置いて、宿を飛び出して行ってしまう。
ここの言葉ですが、全て逆のことを言っていると思うと・・・なんか感慨深いですね。
とんとん拍子に進む婚姻話
誤解したままされたまま、百鬼丸とおこわの婚姻話は進んでいく。
次々やって来る村人の祝いの言葉がおかしい。もはや嫌がらせの域に達してます。地獄かな?
それをあんまり気にしないおこわもどうかしてるよ!w 大物か。
そんな中、一人の男性だけは、おこわと百鬼丸の祝言に祝いの言葉を贈るのだった。
だが、返事はOKだった!
なんでだよw 知らないのにOKなのか(´・ω・`)
それを外で聞いていたどろろは屋内へ乱入。
しかし、二人の祝言に反対しようとしたどろろの口から出てくる言葉は、やっぱり心とはうらはらだった!
そして百鬼丸の「おこわとめおとになる」の言葉で、どろろは再度外へ飛び出してしまう。
祝言の準備
「あ~みっともないみっともない。せっかくの衣装が台無しだよ」
浮かれすぎて、お手伝いの村人が祝ってるのか呪ってるのか分からない言葉を掛けてくるのも耳に入ってこない様子。
顔はニコニコしながらも言葉はネガティブな村人達は、シュールを通り越してもはやホラー。言ってる本人たちは一体どう思ってるのか気になりますw
鍛冶場にて
「あにきったら、おいらの気持ちなんかちっともわかってねぇ。おいら、あにきに出会ってからたくさん助けてもらったんだ。 だから、これからあにきがつらいときは絶対おいらが助けてやるんだって・・・決めたのに・・」
どろろー! (ノД`)・゜・。 宗綱さんの話を聞いた後の「おいら、やっぱりあにきの傍についててやらなきゃ!」も(ノД`)・゜・。
もう旅をしないのならば、刀は不要、捨ててやると意気込んで鍛冶場に忍び込む。
どろろの怒りもごもっとも。 前回あんな感動的な再会を遂げたのに、こんなポイ捨てみたいな心変わりはないよね。(本心だったら)
宗綱に見つかったどろろは、彼に思いのたけをぶちまける。
しかし、そこでは今までのようにあべこべな言葉は出てこなかった。
鍛冶場の中では厄払いの力で天邪鬼の干渉が消滅して、どろろも元に戻れたのかな?
自分と百鬼丸がおかしくなった原因に思い当たったどろろは、寺へと向かう。
ここの鍛冶場で祀っている神様は、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)ですね。金屋子神(かなやごかみ)だと、神様が嫉妬するため鍛冶の作業場には女性が入れませんし。
天目一箇神は、日本神話に登場する製鉄・鍛冶の神で、ひょっとこ(火男)の原型とも伝えられています。
実は過去日本には、女性の刀工が幾人か存在していました。その鍛冶場で祀る神は、天目一箇神だったんでしょうかね? ちょっと気になります。有名なのは現岡山県井原市の大月源(おおつきげん)。備中水田国重系の女性刀工です。彼女の肖像画も残っています。↓
私が住んでる岩手県では、三宝荒神を鍛冶神として祀っているところが多かったようです。
ちなみに折れた刀は打ち直しすることは出来ないので、それを材料にしてきっと新しく打ったんでしょうw
寺で天邪鬼と対決
寺に着き、原因の天邪鬼を発見したどろろ。
厄払いの力に守られたどろろには、天邪鬼の力は効かなかった。得意の石投げで天邪鬼に一矢報いるどろろ。そこにおこわに引きずられて百鬼丸がやってくるが、天邪鬼の力でどろろを襲ってしまう!
どろろがあわやと言う所で追いかけてきた宗綱さんが天邪鬼をノックアウト。
倒された天邪鬼は、再び寺に封じられるのだった。
ひょうたんから駒
「すいませんでした」
天邪鬼のあべこべの呪縛から解き放たれた村人たち。
百鬼丸とおこわさんの祝言は当然中止に。村人にあやまる百鬼丸。
言わされてる感満載です。
すると、以前を祝言を祝った男がおこわの前に表れ、彼女に突然のプロポーズをするのだった。
って、おこわ惚れっぽい子だなぁ! 誰でもいいんかーいw
どろろもそりゃーこれ見たら「なんだこれ」って言うよw
刀を手に入れ、出発する二人
「どろろもいっしょだ」
無事修復してもらった刀を受け取り、旅立つ二人。やっぱり百鬼丸は、どろろと一緒が一番。
今週の妖怪:天邪鬼(あまのじゃく)
寺を訪れた人間に対し、自分の気持ちとは逆の言葉を言わせる呪をかけていた。
最後は宗綱さんにぶんなぐられ、再び寺の像に封じられる。
天邪鬼っていうと瓜子姫を思い出します。あれ怖い話ですよね~実は。
まとめ
いや~、今回テンポ悪くて、ホント面白くなかったですね!(天邪鬼風にさわやかに)
どろろと百鬼丸が、思ったこととは逆の発言をしてすれ違ってしまうコメディ回。
二人の言動ににやにやしっぱなしでしたw
きっと、今回の件で百鬼丸も言葉の大切さに気づいたんじゃないでしょうか。
きちんと正しい言葉を使わないと、相手に通じず、誤解からでも仲たがいしてしまうこともあると。
今回どろろと百鬼丸は言葉に振り回されたけど、最後は再び言葉でお互いの気持ちを確認できてほっこりしましたね。良かった良かった。
次回はシリアスに戻るけど、いい息抜き回でした(´・ω・`)
TVアニメ『#どろろ』
— 浅田弘幸 (@asadercover) 2019年5月20日
本日 5月20日(月)
TOKYO MX 22:00
BS11 24:30
第十九話「天邪鬼の巻」
箸休め回?いやいや…
可愛い二人に泣けちゃうよ。 pic.twitter.com/eoEyOUn3MC
【第廿話「鵺の巻」予告映像公開!】
— TVアニメ「どろろ」公式 (@dororo_anime) 2019年5月20日
みなさま第十九話のご視聴ありがとうございました!
5/27(月)放送予定の第廿話「鵺の巻」の予告映像を公開!
妖怪を探し山道を歩いていたどろろと百鬼丸は、賽の目の三郎太という少年に出会う…
来週もぜひご覧ください!https://t.co/Fu7zykgQIW#どろろ pic.twitter.com/RCV9fqIK8o