箪笥のこやし

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どろろ 第16話 「しらぬいの巻」 感想

【あらすじ】

どろろはイタチに連れられ、火袋が金を隠したとされる岬へと向かう。岬に渡るための舟を探していると、片腕の少年・しらぬい(CV:木島隆一)に声をかけられる。

 

どろろとしらぬい好きの自分には凄くつらい回でした・・・(-_-;) 

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

 

 

 

久々の公式瓦版。

うーむ、九尾は倒されてたのか~。じゃあ、12番目の鬼神に百鬼丸のパーツは持っていかれて戻ってこなかったとかそういうことなのかなぁ?

鬼神の契約システムはよくわからんw

 

イタチに攫われるどろろ

 「おまえらなんか、あにきが来たらコテンパンだ!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

考え込んで先を行く百鬼丸が、とぼとぼ歩くどろろに気が付かなかったせいで攫われてしまう。百鬼丸としては、どろろを置いていったつもりはきっと無かったよね・・・。

よく考えると、攫われた理由としてはマヌケだよねこれ・・・(;´・ω・)

そして話を聞いてくれないとか文句を言ってたけど、あにきが絶対助けに来てくれるって信頼してるどろろが泣ける。

 

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

ふくれっつらどろろかわいい。

 

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

求める金のありかは、船でしか行けない岬だった。

船を調達するため付近の漁村に向かうも、そこは何者かに襲われ廃墟となっていた。

そこへやってきたのは「船ならある」という隻腕の少年。

彼は、村の人間は野伏せりに襲われて全員死亡したというが・・・。

 

  「あいつ、なんか変だ。やめといたほうがいい」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

船を出すというしらぬいを怪しむどろろ

イタチはどろろの助言を聞かず、少年に案内を頼む。

その船にこぎ手はおらず、2匹の鮫が船を曳くのだった。

 

二匹の鮫・二郎丸と三郎丸

 「どうだ、あの力強い姿!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

鮫を家族と言い放ち、イタチに呆れられるしらぬい。

船を出すというのは罠で、漁村を襲って村人を食い尽くしたのは二郎丸と三郎丸だった。

  

 

「どうだ、うまいか? 後で貰うよ」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

しらぬいに腕を持ってくる鮫。

 

いやいやいや、しらぬいも人間食べるんかい! ってなったけど、同時にちょっとほっこりした(´・ω・`)

しらぬいが前回の里人と違うところは、彼が人間を殺すことに罪悪感が無いところなんですよね。

鯖目の里の人間は罪悪感をごまかす為に、自分たちの為だと言い訳をしながら生贄を選んでいたわけですが、しらぬいはそもそも言い訳をする必要が無いんです。

なぜならば、あくまでも自分は鮫で、二郎丸と三郎丸は家族だから。

自分は人間じゃあないから。

あるいは人間でいたくないから。

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(C)2014 Emerald City Pictures, LLC All Rights Reserved

しかし、鮫の出てくるシーン見るとどうしてもこの画像が頭に浮かんできてしまうw

シャークトパス(字幕版)

シャークトパス(字幕版)

 

 

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

イタチはこずるい けれど、聡くはないんだよなぁ・・・しらぬいの事も怪しまず、侍には騙され、後悔、愚痴ばかり・・・。

しまいにはどろろに鼓舞され部下にタンカを切るも、「じゃあどうするか」と逆に問われて幼児に確認する情けなさよw

 

どろろの作戦

「今だ!」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

鮫を退治するためにどろろが考え付いたのは、自身が海へ飛び込み囮となって鮫をおびき寄せることだった。

作戦は成功し、どろろ達は九死に一生を得る。

このどろろ、なんという男前か・・・(`・ω・´)

  

 

 「なぁ、もういいだろ。これ以上は死んじまうよ」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

助かったイタチは三郎丸の死骸を陸に引き揚げ、しらぬいをおびき寄せる。

そこでしらぬいを待っていたのは、凄惨なリンチだった。

やりすぎだとイタチを止めるどろろ

さっき助けられた件もあり、頭が上がらないのかどろろの言うことを聞くイタチ。

マジどろろいい子

あ~イタチ許すまじ・・・リンチはダメなんですよ( ;∀;)

フィクションでもダメ・・・具合悪くなる・・・。

 

そして手のひらクルクル変わり身の早さがのイタチの身上。

やっぱり金が欲しいと、どろろを全裸にして衆人環視の中での辱め・・・。

おっかちゃんの墓暴きの件も含め3回目のイタチ許すまじ( 一一)

手下の下種な態度がイラっとした。

ここ、見ててキツかったですね・・・

リアルよりの絵柄でさらに声付きだとこんなにキツイと思わなかったです(-_-;)

ホントに散々な目にあってるよ! 今回のどろろ( ;∀;)

 

 

今週の妖怪?:二郎丸

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

 

しらぬいの慟哭と怒りが二郎丸を妖へと変貌させる。

それははたして鬼神なのか、ただの妖怪なのか・・?

 

 

どろろを探す百鬼丸

どろろ・・」

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

Cパートにあにきが珍しく焦ってどろろを探してる姿が ( ;∀;)

早くどろろの所に行ってあげて!

そして第一話の坊さんが再登場!

義足を目に留めた通りすがりの坊主が、百鬼丸に教えた名前は・・・。

そもそも新アニメ版の百鬼丸は寿海パパの名前すら知らなかったはずなので、これは素晴らしい伏線回収。

こんな偶然がなければ百鬼丸は実家にも帰れなかったよね(`・ω・´)


↓ この坊さんです。百鬼丸と寿海パパ、再会できるような気がしてたんでホント嬉しい。

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どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

まとめ

イタチ許すまじ。これに尽きる回でした。

そして次回が楽しみすぎる。

問答・・・問いと答え。

この場合、問いかけるのは寿海パパで答えるのは百鬼丸になるのかな。

今まで意思表示はしてきたけれど、言葉の問題もあって、自身の心中を他の人間に吐露することは無かった百鬼丸

育ての親である寿海が「殺生を教えただけ」と別れる前に危惧していた状況に今現在なっているわけですが、彼は何を問いかけ、百鬼丸はどう答えるんでしょうね。

どろろと再会する時に、自分の中で答えを出して、また二人の旅に戻れたらいいんですが・・・。


 

 

 

 

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