箪笥のこやし

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映画 『ゴジラ キングオブモンスターズ』ネタバレ有 感想 人間ドラマなんて無かった。そんなことより”彼”を崇めよ

 

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パンフレット。2種類ありますが、ちょっと高い特別版(1,080円)を購入。

欲しい方は普通のやつでいいと思います。高いほう、厚手のケースがパンフレットにつくだけですので(;´・ω・)

個人的には強くて大満足なゴジラでした。

ギャレゴジより好きだ! と声を大にして言えます。

きっと監督はじめ制作陣は、人間よりもゴジラが好きで好きでしょうがないんでしょう。

ちょっと気になる所もありましたが、そこはアメリカと日本の認識の違いなのかなぁと。

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特別版の厚手カバー。キラキラです。

 

問題は、キャスト(日本語吹き替えの)だった件

早く見たかったので(午前は日本語吹き替えしかなかった為)やむなく吹き替えで見ました。

吹き替えどうかなぁ?って思ってましたが、ヴェラ・ファーミガ木村佳乃さんも上手くてハマリ役だったし、その娘役の芦田愛菜ちゃんもよかった。

途中までは吹き替え良い感じかな?って思ってたんですが、問題が一つ。

主人公の一人である、マーク・ラッセル博士の声なんですよ。

吹き替えは、田中圭さん

喋りだしたのを聞いた途端、エェエエエ(´Д`) っ腰砕けになりました。

えらく軽いんですよ! 重さがない。年齢的にもあってなかったんじゃないかなぁコレ・・・。

その後もラッセル博士、しゃべりが多いので、そのたびになんか、違う・・・ってなりまして、集中できませんでした・・・。

 

 

 

ヴェラ・ファーミガって、タイッサ・ファーミガと姉妹だったんですね

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ヴェラ・ファーミガ(45才)っていうと、個人的に死霊館の人ってイメージで、そして誰かに似てるっなぁって、ずっと思ってたんです。

今回のゴジラをきっかけに調べてみたら、なんとタイッサ・ファーミガ(24才)と姉妹だというじゃないですか(;´・ω・) 

ずっと名前が似てるだけかと思ってた。言われてみれば、雰囲気似てますよね。

しかし、かなりな年齢差(21歳)の姉妹ですね。

死霊館のシスターで主演してるタイッサですが、TⅤシリーズのアメリカンホラーストーリー』第1作と第3作がオススメです。

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地底世界

今回「キングオブモンスターズ」で初めて描かれたのが、地底都市の存在です。

キングコング:髑髏島の巨神でも仄めかされてましたが、アトランティスムー大陸の様な古代都市の人間がゴジラを崇めていたという設定はなかなか面白いです。バロウズのSF小説『ペルシダー・シリーズ』の地底王国を彷彿とさせます。

2020年公開予定の『コングVSゴジラでは、そのあたりを掘り下げていくと思うので楽しみですね。

 

 

 

さらば、友よ

芹沢猪四郎博士が、自身を犠牲にして海底神殿のゴジラに核弾頭を届けた際に日本語で彼に語り掛ける言葉。

第一作の芹沢博士の最後を彷彿とさせるシーンで素直にグッときました。

ただ、本作でのオキシジェン・デストロイヤーの扱いはどうかと思ったけどw

1954年のゴジラでは、その恐ろしい威力を知った芹沢博士が、兵器として使用されるのを防ぐためにゴジラを(製造法を知る)自身と共に滅ぼすわけですが、今作ではこいつがさくっと使われてしまってるんですよね(;´・ω・)

しかもあまり効果の無い使い方だったしw

 

まとめ

冒頭映像から破壊に次ぐ破壊、そして怪獣を兎に角見せたいという熱い思いを感じる映画でした。

音楽も素晴らしかった。

人間ドラマなんて飾りですよ! だって、エマ・ラッセル博士なんてちょっと頭おかしいし、彼女の主張、まったく共感できないですよ(;´・ω・)

 

次回作の『コングVSゴジラ楽しみです。小栗旬さんも出演されるらしいですが、果たして・・。

 

生頼範義先生に今作の怪獣たちを描いていただきたかったな。パンフレットのコンセプトアートも悪くないけど、キングギドラ、なんか西洋の竜っぽいんですよね(-_-;)

ちなみにミレニアムゴジラの「ゴジラ FINAL WARS」も好きでした。

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生頼範義 緑色の宇宙 (玄光社MOOK illustration別冊)

生頼範義 緑色の宇宙 (玄光社MOOK illustration別冊)

 

 

 

kumahachi2018.hatenablog.com

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