「イーハトーブ賢治フェスティバル」 に行ってきた その2
会場でもらった冊子。
開始は17時30分から。
開始前に朗読劇のあとトークショーが行われることが発表!
マジですかー(゚∀゚) 朗読劇で終わりだと思ってたので、嬉しい驚き!
第一部 賢治のふるさとの芸能
春日流鹿踊
演目開始前のナレーション(『鹿踊りのはじまり』)が松山ケンイチさん! テンション上がってきました!
しかし方言がうまいなぁ。鹿の花巻弁、実は最初てっきり花巻の地元の方が喋ってるとばかり思ってました(ノД`)
岩崎鬼剣舞
演目開始前に坂本真綾さんが宮沢賢治の詩、「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」(詩集『春と修羅』に収録)を朗読。カッケー!!
坂本真綾さんの声で読み上げられるオノマトペの迫力にゾクゾクしました。
dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
こんや異装(いさう)のげん月のした
鶏(とり)の黒尾を頭巾(づきん)にかざり
片刃(かたは)の太刀をひらめかす
~
太刀は稲妻(いなづま)萱穂(かやほ)のさやぎ
獅子の星座(せいざ)に散る火の雨の
消えてあとない天(あま)のがはら
打つも果てるもひとつのいのち
dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
鬼剣舞大好きです(´-`)
大槌虎舞
18時30分まで。
-5分休憩-
第二部 賢治のものがたり 朗読舞台
『双子の星』 坂本 真綾さん
真綾さん、白いドレスがお似合いで綺麗でした。
そしてなんと「星めぐりの歌」を歌ってくださいました!
19時まで。
『猫の事務所』 松山 ケンイチさん
演じ分けが上手くて、面白かったです。
19時17分まで。
朗読劇に何を演じるかは、ご本人が選んだそうです。
真綾さんは8歳から子役を始めたそうです。(知ってた!)
そのころ、プラネタリウムで『双子の星』チュンセ童子役を演じ、思い入れがある作品なので選ばれたそうです。
ちなみに去年、そのプラネタリウムの最後の上映は終わってしまったとのこと。
松山さんはゲームとかアニメでいつも聞いている真綾さんの朗読を後ろで聞けて、自分が一番楽しんだそうですw
第一部の影のナレーションでは、松山さんは、真綾さんの後ろにぴったりくっついて聞いていたそうで。
真綾さんは後ろにいられて緊張したそうw
ここで石井希和さん、第一部のナレーションがおふたりの声だと気がつかれました?と会場へ質問。
会場からは肯定の拍手がw
松山さんが『猫の事務所』を選んだのは、復興とはかけ離れているけれど、逆にだからこそ朗読劇にふさわしいんじゃないかと思われて選んだそうです。
猫の事務所の話から、松山さんの猫アレルギーの話にw 猫好きだけどダメらしい。馬もダメらしい。
好きなのに近づくと鼻水が出るそう。
「それぞれの解釈で演じている朗読劇が聞けるのが面白い」と真綾さん。
『注文の多い料理店』みたいに視点を替えた見方をできるのが賢治作品の素晴らしい所と松山さん。
松山さん自身の方言について。(なまってますね!)
震災への思い。
東京で仕事をしているけれど、自分が今までやってきたことをすることで、(特別構えて何かをしなくても)震災復興になるのではないかと。事象は全てつながっているからと。
うん、そうですね。私もそう思います。
最後に宣伝を・・・ということで。
松山さんの映画宣伝。
来年公開なので言う必要ないってww
もっと近いのはないですか~?と希和さんに聞かれて
11月9日公開映画、『清洲会議』三谷幸喜監督があるそうです。
堀久太郎(秀吉の家臣)役。
コメディ色もあるものの、本格時代劇ぽい映画になってるらしい。
真綾さんは、シングル『はじまりの海』宣伝。
そして小栗旬さん、三浦春馬さんと共演のCG映画『キャプテンハーロック』。
映画の見所を聞かれた真綾さん、
「えーっと・・なんでしょうねぇ?」
ってww
すかさず松山さん
「とりあえず、見てみないとわからないってことですよ!」
と男らしいフォローをw
このあと年末発売のファイナルファンタジーの話になったり(ライトニングですよね!と松山さん詳しい・・)
松山さんは今からゲームの発売を楽しみにしてるらしいです。
ほんとにお好きなんですねー
トークショーは20分くらい。
記憶違いもあるかもしれませんがこんな感じの流れでした。
19時40分終了。
第一部、私は郷土芸能が大好きなので、改めて見ていいなぁーと思いましたね!
沿岸の虎舞も見れたし。
そして今回、朗読劇だけかと思いきや、トークショーもあり大興奮(゚∀゚)
こういったイベントに行くのも初めてで、声優さん、役者さんの生の声が聞けて感動しました。
とくに坂本真綾さんは、『天空のエスカフローネ』からの大ファンなので、来ていただいただけで(ノД`)
そういえば、第一部の真綾さんの「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」の朗読の最中、
「声優さんてすごいよね~」
って後ろの席の女性達が言ってるのが聞こえて、「だよね!」心の中で激しく同意。
帰る頃にはすっかり暗くなり綺麗な星空に。
賢治の名を関したフェスティバルにふさわしいシチュエーションでした。
楽しかった!
おまけ。昨日再読した(´-`)